昭和薬科大学附属高等学校・中学校ってどんな学校?公立県立中学と比較してどう?

中学受験

こんにちは。

沖縄在住、小6の娘と中学受験に奮闘中の主婦です。

本日は、志望校の一つである「昭和薬科大附属中学校」について書きます。

※今回の記事は、2024年11月現在の情報です。

学校情報や進学実績はホームページや学校案内パンフレット、説明会で聞いた話しや、塾からの入試情報をもとに書いています。

公式に発表されている事実だけでなく、私の印象や感想、主観を含む内容も多くあります。

その点をご理解いただき読んでいただければと思います。

昭和薬科大学附属高等学校・中学校はどんな目的で、いつ開校?

学校法人昭和薬科大学(東京都町田市)が、太平洋戦争の戦禍を受けた沖縄県に私学の特色ある教育を通して人材育成に貢献したいという主旨で設立した学校です。

昭和49年(1974)に高等学校が開設され、昭和61年(1986)に中学校が開校されています。

平成16年(2004)に完全中高一貫体制になり、高校からの募集を停止しています。

昨年、高等学校創立50周年をむかえた、沖縄県随一の進学校です。

昭和薬科中学校の募集人員は?どれくらい受験者がいるの?

昭和薬科大学附属高等学校・中学校は、募集人員200名程度(5学級)となっています。

詳細な受験者数や倍率は、県立中学校のように発表はされませんが、

昨年(令和6年度入試)は受験者数668名だったとのことで、倍率は3.34倍。

(昭和薬科中の保護者向け学校説明会・入試説明会の中で昨年の数はお話されていました)

例年、200名募集に対して650名から700名を超える志願者がいる年もあるそうです。

だいたい、3.5倍ぐらいの感じのよう。

試験の内容・出願期間・合格発表

どんな試験?試験以外に調査書や面接はある?

4科目500点満点の試験です。

国語・算数→150点

理科・社会→100点

算数が得意な子が合格しやすい試験で、算数で一番差がつく内容となっています。

開邦中などの県立中や沖縄尚学のように、調査書や通知表の提出はなく、面接もありません。

当日の試験一発で合格・不合格が決まる試験となっています。

日能研の結果R4偏差値は「48」。

開邦中が「やさしい問題も出るが高得点をとらなきゃいけない試験」なのに対して、

昭和薬科は難問が出題されますので、きちんと過去問対策が必須です。

算数に関しては図形分野の出題が多く、記述問題も出題されます。

2025年度(令和7年)の出願期間・試験期日

2024年(令和6年)12月2日(月)~12月13日(金)

WEB出願のみです。(申込用紙による出願はなし)

試験日は

2025年(令和7年)1月19日(日)

合格発表はいつ?

令和7年1月22日(水)午前9時

WEB発表(個別確認形式)で、

「合格」「不合格」「追加合格候補者」で

私立は、受験してから合格発表までの期間が短くて、ありがたいです。

県立中学校なんて、12/7に受検して、結果が届くのは12/28ぐらいです。遅すぎる

昭和薬科中を選ぶ「メリット」は?

「完全」中高一貫校

中学からしか入学できない、「完全」中高一貫校であるという点があります。

この点は、昭和薬科オープンスクールの保護者向け説明会で強調して説明されている部分でした。

中学入学組と高校入学組がいる場合、それぞれの良い部分があるとは思いますが、

途中から一緒になると、色々な面でどちらかに合わせる部分が出てきます。

沖縄尚学のように学力レベルや志望別により「パイオニアコース」・「チャレンジャーコース」、高校になると「難関大・国公立大・医学科コース」「国際バカロレア」等、コースを別けているパターンや

興南学園のように中学入学生は「フロンティアコース」、高校入学生は「特別進学コース」「総合進学コース」と別けているいる学校もあります。

が、昭和薬科中はレベル別にコースを別けたりはせずに、6年間ひとまとまりとして指導が実施されています。

テストや模試の成績をもとに指名制の講座があり、基礎力の強化を図り、授業についていけるようにサポートしてくれるとのこと。

給食があり、食堂がある!

親としては、かなり魅力的な部分。

中学校では給食あります!高校になると、食堂が使えます!

校内施設が充実

さすが私立。

「学びと創造、リーディングスクールの品格と誇り」という施設コンセプトで、とにかくキレイで充実した設備でした。図書館も広い!

親ポイントとしては、大型駐車場+生徒送迎用駐車場があります!

令和6年度 大学入試共通テスト総合平均点 県内トップ

医学部医学科の合格者数ランキングも上位(全国15位・九州4位)というは有名ですが、

大学入試共通テストの平均が、639.9点と、県内トップだそうです。

(全校平均560.6点)

娘は今のところ医学部志望というわけではないので、

今後どの進路を志望したとしても対応できる高い学力が期待できそう。

昭和薬科中を選ぶ「デメリット」は?

これは、やはり「学納金」です。

学納金585,000円+入学金120,000(別途、PTA会費や給食費)

私立中学校に入学すると、子ども同士の付き合いでもお金がかかると聞きます。

6年間かかる金額をある程度覚悟して、入学させる必要がありますね。

まとめ

以上、昭和薬科大学附属高等学校・中学校についてかいてきました。

私としては、沖縄県内で圧倒的ナンバーワンの私立だと思っています。

入学してくるレベルの高い生徒・高い合格実績。

ぜひ通わせたいです!

娘にも頑張ってほしい!

がんばれ!中学受験生!

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